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世阿彌 (戯曲)[ぜあみ] 『世阿彌』(ぜあみ)は、山崎正和が1963年に発表した戯曲。『世阿弥』と表記されることもある。1963年9月に俳優座により俳優座劇場で初演されるとともに、同年の雑誌『文藝』10月号に戯曲として掲載された。第9回「新劇」岸田戯曲賞(後の岸田國士戯曲賞)を受賞した〔〔 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧〕。 物語は、世阿弥を主人公に、足利義満との関わりを軸として展開する〔 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧〕〔 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧〕。 == 評価 == 岸田戯曲賞の受賞した『世阿彌』は、山崎正和の最初期の作品のひとつであり、その文筆活動の出発点、「出世作」と目され、山崎のプロフィールにおいて代表作として挙例されることがよくある〔〔 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧〕。 山崎正和に対して否定的な評価をしている山崎行太郎も、本作については一定の留保を付けている。松岡正剛は、「日本を代表する「文化」を小説にする」ことが困難であることを論じる中で、本作を挙例して否定的に言及している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「世阿彌 (戯曲)」の詳細全文を読む
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